自動ブレーキ関連銘柄。今後必須技術となるテクノロジーに注目

製品機器

警視庁によると、2018年に交通事故によって亡くなった方は3,532人だそうです。

日常的に利用し、移動ツールとして便利な自動車。

最寄り駅まで遠い方などにとって、自動車は必須アイテムと言えるでしょう。

しかしながら、一瞬の判断を誤ると大きな事故を招いてしまうのも自動車です。

交通事故を起こすと、自分だけでなく家族や、被害者の方など多くの人の人生に影響を与えてしまいます。

一方で、人間の判断力には限界があります。
そこで登場したのが「自動ブレーキ」です。

テクノロジーの力を使うことでより安全な運転を実現出来るのです。

今回は「自動ブレーキ」に関連する企業を取り上げ、株価動向やその背景について分かり易くご紹介したいと思います。

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「自動ブレーキ」関連銘柄とは?

「自動ブレーキ」とは、文字通り自動で作動するブレーキのことを指します。

前方に障害物を察知すると、自動で制御機能が働くような機能が搭載されています。

少し細かくご説明すると、自動ブレーキは以下の要素から構成されています。

・障害物などを察知するセンサ技術
・察知した情報をもとに指示を出すコントロール部分
・指示に沿って作動するモーター

この3つが組み合わさって成立しているのです。

各段階において独自技術を活かして製品提供している企業が、「自動ブレーキ」関連銘柄と言えるでしょう。

自動車メーカー各社も自動ブレーキシステムを独自に開発しており、「自動ブレーキ」関連銘柄の協力によって自社製品の魅力度を高めているのです。

また、自動ブレーキは人間の判断力ではカバーできない瞬時の判断や、死角に存在する障害物を察知することが出来ますので、普及すればするほど交通事故の発生率は低下することが想定されます。

そのため、国土交通省を始め政府でも自動ブレーキシステムの導入を積極的に推進しているのです。

実はこうした動きは日本だけではありません。

2019年2月には、欧州を中心に世界40か国で新車における自動ブレーキ搭載義務化に合意したとのニュースが報じられています。

世界規模で安全に対する意識が高まっており、その1つの手段として自動ブレーキが位置付けられているのです。

株式市場では、こうした背景から「自動ブレーキ」関連銘柄に注目しているのです。

・「自動ブレーキ」とは、障害物などを察知し自動で制御装置が働くブレーキのことを指す。
・自動ブレーキは日本のみならず、世界規模で導入が促進されている。
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「自動ブレーキ」関連銘柄が上昇する理由は?

「自動ブレーキ」関連銘柄が株式市場で注目されている理由は、中長期的な市場拡大です。

先程もご紹介した通り、世界規模で自動ブレーキの導入が推し進められています。

しかしながら、国土交通省の資料によれば日本国内の新車における自動ブレーキの搭載率は66%に留まっています。

新車以外の自動車における搭載率はもっと低くなりますから、自動車全体の搭載率は決して高く無いと言えるでしょう。

こうした状況が義務化によって改善されていくことで、自ずと自動ブレーキの需要は高まっていくことが想定されます。

自動ブレーキ関連銘柄でチェックしておくこと

「自動ブレーキ」関連銘柄は、大きく2つに分けられます。

1.自動ブレーキに用いられる部品や製造技術を提供している企業
2.自動ブレーキを搭載した自動車を販売する自動車メーカー

銘柄数としては前者の企業群が多いですが、後者の自動車メーカーとの協業体制が導入実績に大きく影響することから、両者共に注目して見ておく必要があるでしょう。

特殊カバー量産で注目された【7215】ファルテック

同社は自動車メーカー向けに樹脂外製品やルーフレール・金属部品などを製造・販売している企業です。

株式市場から注目が集まったのは、2017年6月初旬でした。

日経産業新聞で障害物の検知に使われる「ミリ波レーダー」を遮らない特殊カバーを米国で量産するという報道がなされたことがきっかけでした。

株価はその後1ヶ月間で1割以上上昇。

自動ブレーキで決算が良好!【6929】日本セラミック

同社が注目されたのが2018年8月頃の決算発表でした。

発表後株価は急激に上昇し1割近くアップしました。

好調な業績が主因ですが、自動車関連のセンサなどが伸長しており、自動ブレーキ向けの製品分野が順調に販売していることを示すと推測され、注目されたと考えられます。

同社はそもそも2003年頃から既に自動ブレーキ関連銘柄として認識されてきましたので、
今後も自動ブレーキ関連のニュースなどが報じられた際は一気に注目が高まるかも知れません。

・自動ブレーキは義務化による市場成長に期待が集まっている
・自動ブレーキ向けに製品や技術を提供している企業は関連銘柄として注目されやすい
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「自動ブレーキ」関連銘柄

【4971】メック電子基板用の薬品や樹脂金属接合技術を提供する企業。自動ブレーキ向けセンサ等の基板向け密着向上剤の販売に取り組む。
【7199】プレミアグループカーライフのトータルサポートを掲げている企業で、オートクレジットサービスなどを提供する。自動ブレーキシステムを保証範囲としたワランティを提供。
【7203】トヨタ自動車グローバルでトップクラスの自動車メーカー。独自の自動ブレーキシステムを搭載した自動車を販売し差別化を図る。
【7267】本田技研工業国内トップクラスの自動車メーカー。独自の自動ブレーキシステムを搭載した自動車を販売し差別化を図る。
【7201】日産自動車国内トップクラスの自動車メーカー。三菱自動車がグループ企業。独自の自動ブレーキシステムを搭載した自動車を販売し差別化を図る。
【7261】マツダ国内で高い知名度を誇る自動車メーカー。トヨタ自動車と提携。独自の自動ブレーキシステムを搭載した自動車を販売し差別化を図る。
【7269】スズキ軽自動車を中心とする四輪車や二輪車を製造・販売する企業。独自の自動ブレーキシステムを搭載した自動車を販売し差別化を図る。
【1812】鹿島日本を代表するスーパーゼネコンの一角。高層ビルや原子力発電所建設に強み。道路舗装工事車両において自動ブレーキシステムを採用し、安全性の高い工事に注力。
【6929】日本セラミック自動車向け赤外線センサや超音波センサを製造・販売する企業。自動ブレーキ向けの超音波センサを手掛けている。
【7215】ファルテック自動車メーカー向けに樹脂外製品やルーフレール・金属部品などを製造・販売している企業。自動ブレーキ向けに採用される可能性が高い特殊カバーを量産。
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おすすめ「自動ブレーキ」関連銘柄

【6902】デンソー

市場東証一部
業種輸送用機器
単位100株
関連企業トヨタ、アイシン、豊田織
企業概要自動車向けECU設計や半導体デバイス設計など自動車製品を幅広く手掛ける企業。

注目ポイント
自動ブレーキ向けの画像センサを開発しており、今後関連銘柄として注目される可能性がある。

【6594】日本電産

市場東証一部
業種電気機器
単位100株
関連企業TDK、東芝、マブチ
企業概要自動車向けなどのモーターやHDDなどを製造・販売する日本を代表する優良企業。

注目ポイント
自動ブレーキ向け技術強化のためにM&Aを実施しており、関連銘柄として注目される可能性がある。

【3347】トラスト

市場東証二部
業種小売業
単位100株
関連企業VTHD、グッドスピー、サンオータス
企業概要愛知県地盤の自動車ディーラー。国内で仕入れた自動車を海外顧客に販売する企業。

注目ポイント
レンタカー事業では事故による収益圧迫を回避するため自動ブレーキシステム車を導入しており、関連銘柄として注目される可能性がある。

 

・自動ブレーキ向け製品を提供している企業は関連銘柄として注目されやすい。
・自動ブレーキ導入によって収益性が向上する企業は今後関連銘柄化する可能性がある。
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まとめ

日々の暮らしを便利にしている自動車。
家族の幸せを支える交通インフラとも言えるかもしれません。

しかし自動車は「凶器」でもあり、1つ運転操作を誤れば、大きな事故を招いてしまいます。

そうなると、自分だけでなく多くの人にマイナスの影響を与えてしまうのです。
そうした自体を回避するためにも、自動ブレーキは重要な存在です。

依然として導入率に課題がありますが、今後政府も一体となって自動ブレーキの実装が推進されていくでしょう。

それに伴って、自動ブレーキの市場規模も拡大が見込めます。

日本社会の安全を高める意味で、自動ブレーキ関連銘柄を投資という形で応援してみてはいかがでしょうか。