これから上がる遠隔医療関連銘柄は?超高齢社会の切り札!

テクノロジー

オプティムは+158%!メドピアは+98%!

新元号「令和」の時代において、日本の高齢化はますます深刻となることは確実であり、医療現場・患者ともに困ぱいしていく状況は避けられなさそうです。

患者がどこにいても医療行為を受けられる遠隔医療は、高齢化日本を救う切り札となることが期待されています。

厚生労働省は2018年4月の診療報酬改定で「オンライン診療料」を新設し、NTTドコモは次世代通信規格5Gを使った遠隔医療の実証実験を行っているなど、官民一体となった遠隔医療の取り組みが進んでいます。

遠隔医療関連銘柄に注目していきましょう!

>>投資家向きのオススメゲームとは?

遠隔医療関連銘柄とは?

人手不足や高齢社会の進展から、遠隔医療に大きな期待が集まっています。

遠隔医療とは?

遠隔医療とは、医師や専門医がインターネットやテレビ電話などの通信技術を活用して遠隔地の患者に対して行う医療行為や支援行為全般のことです。
「テレメディスン」とも呼ばれています。

遠隔医療のメリット

遠隔医療のメリットは、ビデオチャットのような形で診察を行えるようになるため、患者がわざわざ病院やクリニックに直接通う必要がなくなることが挙げられます。

高齢化や人手不足も手伝って、今やどこの病院で診察を受けるにしても、長時間待たなければいけません。

遠隔医療が本格普及すれば、患者が好きな場所や時間で受診することが可能になるのです。

遠隔医療のデメリット

一方、遠隔医療のデメリットとしては、対面医療に比べて医師が得られる情報が少なくなってしまうことや診療報酬が低いこと。

遠隔医療機器を扱う医療従事者に教育・訓練が必要になることなどが挙げられます。

今回注目する遠隔医療関連銘柄は、主に遠隔医療サービスを手掛けている銘柄が中心になってきます。

遠隔医療を巡る厚生労働省や民間企業の動きは?

厚生労働省は、医療の質の向上や患者の利便性の向上、離島やへき地などにおける医療の地域格差の是正などを重要課題と位置付け、遠隔医療を推進する方針を示しています。

その一環として、2018年4月の診療報酬改定では、「オンライン診療料」や「オンライン医学管理料」が新設されました。

しかし遠隔医療にはいくつか懸念事項もあるため、厚生労働省は遠隔医療を完全解禁にはしていません。

現行の制度では、初診から遠隔医療を行うことは禁じられており、対面医療から遠隔医療に移行できるのは、初診から半年後に規制されています。

ただ医師が少ない過疎地での遠隔医療には厚生労働省も期待を寄せており、日本の遠隔医療は過疎地医療から普及していくことになりそうです。

特に2019年には次世代通信規格5Gが本格的に始まることから、NTTドコモは和歌山県立医科大学や広島大学と協力して、過疎地と大病院を結ぶ遠隔医療の実証実験を進めています。

日本で遠隔医療が普及するカギは、過疎地医療と5Gが握っていると見られます。
https://shitekabu-navi.com/5g/

・遠隔医療とは、通信技術を活用して行う医療行為。
・厚生労働省は遠隔医療の積極推進にはやや後ろ向きか?
・日本の遠隔医療の普及は過疎地医療と5Gがカギを握っているものと見られる。
>>投資家向きのオススメゲームとは?

遠隔医療関連銘柄が上昇する理由は?

遠隔医療関連銘柄のこの1年の株価動向を見ていきましょう。

遠隔診療サービス「ポケットドクター」を手掛ける!【3694】オプティム

遠隔操作ソフトの開発に定評がある【3694】オプティムは、遠隔医療関連銘柄としても注目されています。

同社は、特に農業と医療分野での遠隔操作ソフトに強みを持ち、ドローンを使った遠隔農業システムや遠隔医療サービス「ポケットドクター」で知られています。

遠隔医療サービス「ポケットドクター」は、オプティムと医師求人サイトを運営する【6034】MRTが共同開発した遠隔操作スマホアプリです。

オプティムの株価は、2018年6月には1282.5円を付けていましたが、この1年間一貫して買われており、2019年6月には3,310円の上場来高値まで上昇。

この1年間で最大2.58倍(+158%)の上昇となっています。

上昇の裏では特に大きく買われる材料となったニュースは出ておらず、むしろ2018年11月に発表した決算では、ネガティブサプライズとなる赤字転落を発表しています。

それにも関わらず、これだけ大きな上昇になったということは、同社の遠隔操作ビジネスに期待する投資家が多いということでしょう。

好調な決算発表で上昇!【6095】メドピア

医師向けコミュニティサイト「MedPeer」を運営する【6095】メドピアも、遠隔医療関連銘柄として期待されています。

同社は、遠隔診療プラットフォーム「first call」を手掛けるMediplatを傘下に持つことで知られています。

同社の株価は、2018年6月には1,649円を付けていました。
2018年中は横ばい~下落となっていましたが、2019年に入ってからは一貫して上昇しており、2019年5月には3,270円の上場来高値を付けました。

この1年間で最大+98%の上昇となっており、今後も上場来高値の更新が期待されます。

同社の株価が今年に入って大きく上昇したきっかけは、2月に発表した決算が良好だったことが挙げられます。

決算発表を受けてストップ高になってからは、一貫して上昇し続けています。

・遠隔医療ビジネスを手掛けるオプティムとメドピアはこの1年で大きく上昇した。
・遠隔医療が長期的に買われる強いテーマ株になるかどうかは未知数。
>>投資家向きのオススメゲームとは?

遠隔医療関連銘柄リスト

遠隔医療関連銘柄リストを見ていきましょう。

【2413】エムスリーLINEとオンライン医療事業を目的とした「LINEヘルスケア株式会社」を共同設立
【3625】テックファームホールディングスNTTドコモと共同で遠隔診療サービス「MediTel」を手掛ける
【3694】オプティムMRTと遠隔診療サービス「ポケットドクター」を共同開発
4596】窪田製薬ホールディングス遠隔医療モニタリングデバイス「PBOS」の開発を進める
【6034】MRTオプティムと遠隔診療サービス「ポケットドクター」を共同開発
【6095】メドピア傘下のMediplat社が遠隔診療プラットフォーム「first call」を手掛ける
【7047】ポート遠隔診療プラットフォームサービス「ポートメディカル」を手掛ける
【7744】ノーリツ鋼機傘下のドクターネット社が遠隔画像診断支援サービス「Tele-RAD」を手掛ける
【9437】NTTドコモ5Gを使った遠隔医療の実証実験、遠隔診療サービス「MediTel」
【9735】セコム遠隔画像診断支援サービス「ホスピネット」、遠隔診療支援プラットフォーム「セコムVitalook」
>>投資家向きのオススメゲームとは?

オススメの遠隔医療関連銘柄3選!

2019年に注目おすすめの遠隔医療関連銘柄を3銘柄見ていきましょう。

【2413】エムスリー

市場東証一部
企業概要医師向け情報サイトや転職サイトを運営する。

エムスリーは医師向け情報サイト「M3.com」などを運営。
2019年1月にLINEとオンライン医療事業を目的とした「LINEヘルスケア」の共同設立を発表したことで遠隔医療関連銘柄としても注目が集まります。
なお、東証一部の銘柄でありながらボラティリティーが大きいため、手掛ける際はやや注意が必要です。

【6034】MRT

市場東証マザーズ
企業概要非常勤医師紹介サイトを運営、遠隔診療サービスも手掛ける。

MRTは、非常勤に特化した医師人材紹介サービス「Gaikin」や医師の転職サポートサービス「career」を運営。
またオプティムと共同で遠隔診療サービス「ポケットドクター」を開発したことでも知られます。
ただ、「ポケットドクター」で注目された2016年には一時5,780円まで上がった株価は、今や800円台後半にまで下落しています。
オプティムとは対照的な値動きとなっていますが、今後の巻き返しに期待です。

【4596】窪田製薬ホールディングス

市場東証マザーズ
企業概要白内障や網膜色素変性など眼疾患治療のバイオベンチャー。

窪田製薬ホールディングスは、白内障や網膜色素変性などに有効な眼疾患治療薬ベンチャーです。
眼疾患治療薬の他、遠隔医療モニタリングデバイス「PBOS」の開発を進めており、2019年内にもアメリカで販売承認申請を行う見通しとなっています。
>>投資家向きのオススメゲームとは?

まとめ

遠隔医療関連銘柄のオプティムとメドピアはこの1年で大きな上昇となっていますが、遠隔医療がマーケットで長期的に買われ続ける強いテーマ株になるかどうかは、未知数であると言えます。

日本で遠隔医療が本格普及するかどうかは、厚生労働省の動向がカギを握るでしょう。

ただ団塊の世代が後期高齢者入りする2025年問題に向けて、医療現場はますます過酷になることは間違いなく、厚生労働省も遠隔医療を「完全解禁」せざるを得なくなってもおかしくありません。

次世代通信規格5Gによる高速・大容量通信によって、遠隔医療を対面医療と同程度の精度で行うためのインフラが整いつつあることも遠隔医療にとっては追い風です。

厚生労働省の遠隔医療に関する取り組みにはアンテナを張っておき、遠隔医療関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう!