バイオ株投資で夢を買おう!バイオ関連銘柄のおすすめ銘柄や投資法について解説します

バイオ

テンバガーを連発するテーマ株といえばバイオ関連株!

 

値動きがあらく、ハイリスク・ハイリターンですがバイオ株投資には魅力があります。

 

バイオセクターは新薬開発材料でまたたく間に急騰し、短期間で利益を得たい個人投資家にとってはうってつけのテーマ株です。

 

とくにバイオベンチャー企業には注目したく、短期間での急騰が目立ちます。

 

今回はバイオ株の特徴や材料発表時に注目すべき点、おすすめしたい注目銘柄についてお伝えしていきます。

 

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バイオベンチャー企業と株価の特徴

バイオ株はとにかく値動きが荒いという特徴があります。

 

(4565)そーせいなど、株価200倍以上になった銘柄もあれば、一瞬で株価が30%~50%下落する銘柄もありハイリターン・ハイリターンな投資です。

 

最近ではノーベル賞を受賞したオプシーボを開発した(4528)小野薬品工業は3ヶ月で約40%上昇しましたが、ノーベル賞以降に急落。

 

1ヶ月で同様の40%以上の下げを見せています。

 

このように好材料が出ると敏感に反応し、短期的に株価が急騰、そして急落していくのです。

 

これらの特徴から、短期投資家にはとくに向いているテーマ株といえますね。
これまでテンバガーを連発してきたセクターですので、一発当たればデカイです。

 

バイオベンチャー企業は赤字が当たり前

新薬の開発には非常に時間がかかります。
幾度となく実験を行い、設備投資にもお金がかかります。

 

経済産業省の発表では、日本のバイオベンチャーの赤字率は84%です。

 

世界に比べれば黒字体質ですが、それでもほぼ赤字ですね。

赤字でもなぜ研究を続けられるのか?

赤字続きでも研究が続けられるのは、大手企業からの支援があるからです。

 

バイオベンチャーは主にニッチな、特定の分野の病気を研究しています。
大手製薬会社は需要が高い病気を研究をしており、ニッチな分野の研究には手が回りません。

 

そこでバイオベンチャー企業を支援するのです。

目的は支援した企業が新薬開発に成功したとき、販売権を獲得するためです。

 

このように、バイオベンチャーと大手企業は持ちつ持たれつの関係であり、支援を受けることで赤字続きでも研究を続けることができるのです。

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バイオ株の材料判断には、新薬開発フローを知ることが大事!

新薬の販売を開始することを、上市(じょうし)といいます。

 

上市までのフローを理解しておくことで、材料の良し悪しを判断することができるからです。

上市に近づくほど株価は上昇する

上市までのプロセスは主に4段階あり、上市への段階が進めば進むほど、株価も上昇していく特徴があるためフローを理解しておくといいでしょう。

 

薬を創るプロセス

新薬の成功率は3万分の1と言われているため、それぞれ膨大な費用と時間をかけます。

 

新薬には以下の4つのプロセスにわけられます。

 

項目期間
1.創薬研究2〜3年
2.非臨床試験(動物実験)3〜5年
3.臨床試験(治験)3〜7年
4.承認申請と審査1〜2年

 

基礎研究の段階

天然素材や植物や生物から物質を発見します。薬の候補となる化合物をつくり可能性を模索する段階です。

非臨床試験

可能性がある物質を動物、細胞を使い薬効、毒性を研究します。

臨床試験段階

ヒトにとって有効であるか?安全かどうか?を調べる段階です。
治験ではさらに第1相試験から~第3相試験まで3段階に分かれるため非常に時間をかけて行われます。

承認申請

有効性や安全性が証明され、厚生労働省の承認をえるための申請を行います。
無事審査が通過したらようやく発売開始です。

参考元:中外製薬より

 

株価は発売に近づくほど上昇傾向にありますので、
材料発表時、これら4つのプロセスのどの段階にいるのかは必ずチェックしましょう!

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バイオベンチャー投資法と注意点

一瞬で急騰するため、一発当たると大きいバイオ株投資ですが値動きが激しいためコツと注意点があります。

バイオ株は思惑で上がる。トレンドに乗ろう!

バイオベンチャーは赤字が基本なので、好決算などあまり期待できません。

それより「凄い新薬の開発がされるんじゃないか?」といった思惑により投資形の注目を集めます。

 

安全なのは上昇トレンドに転換した段階です。
チャートは思惑が思惑を呼び、買いが集まりバブル化が起こります。

 

テンバガーなど10倍株も珍しくありませんので、少しくらい乗り遅れても間に合いますよ。

 

トレンドを把握して、材料をチェックしましょう。

材料は、新薬開発の4つのプロセスのうちどの段階の材料なのか?
ここも忘れずチェックしておきましょう。

ノーベル賞の時期には注目必須!

毎年10月にはノーベル賞の発表時期です。

バイオ関連は生理学賞に分類され、日本人がノーベル賞を取る、取らないに関わらず時的にバブル化します。

 

2018年にはオブシーボで本庶佑氏がノーベル賞を取り、(4528)小野薬品工業の株価が上昇しました。

 

ただノーベル賞発表時が株価のピークとなる傾向があるため、その前の段階から仕込んで置く必要があります。

 

思惑買いでの上昇が基本のバイオ株ですので、ノーベル賞後は即売りで利益を確定していましょう。

 

損切りは早めに!信用買いは絶対NG!!

信用枠を使っての投資は絶対に辞めたほうがいいです。

さながら仕手株のように、急落したらどこまでも下落しますので、追証地獄に陥る可能性もあります。

 

数営業日で株価30%下落も珍しくありません。
下落したら「そんなもんだ」と思ってすばやく損切りしてしまいましょう。

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注目したいバイオベンチャー関連銘柄

(4587)ペプチドリーム(本命)

バイオベンチャーの中では珍しく黒字化を達成してる企業です。
また「特注ペプチド医薬」という新たな市場を生み出しました。

 

ライセンス収入や共同開発収入が順調であり、業績は堅調。
上場以降、株価も4倍以上と順調に伸びている一押し銘柄です。

 

(4592)サンバイオ


中枢神経領域の再生細胞薬を開発しているバイオベンチャーです。
同分野では最も先行している企業です。

医薬候補品を基礎~臨床試験までは自社で行い、他製薬企業にライセンスを売却するやり方をしています。

2018年11月には、上場来高値も達成し好調です。

 

(4582)シンバイオ


がん、血液、ペインマネジメントの新薬候補の開発権と販売権を取得しています。
欧米企業からの医療ニーズも高く、最近では赤字も縮小。

悪性腫瘍剤の自社販売体制を構築しているため注目。

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まとめ

バイオ関連銘柄は、宝くじのように「夢を買う」と言われ、個人投資家から非常に人気が高いです。

新薬開発の確率が3万分の1と言われるように、当たった時の爆発力は大変魅力的です。

 

その反面、無慈悲な下落を見せることもあるため、節度を守った投資が求められるやや難易度の高いテーマ株でもあります。

 

挑戦する場合は、損切り判断には気をつけつつ、新薬開発の夢を応援してみてはいかがでしょうか。