半導体は車やスマートフォン、家電製品など身近なところで活用されています。
近年のテクノロジーの発展に伴い通信されるデータ量も爆発的に増えてました。
データ処理に必要なデータセンター、情報を生み出す人工知能の根幹にあるのが半導体です。
株式市場においても重要なテーマ株であり、人工知能、EV関連、ドローンなどのもとになっているため非常に重要なテーマ株です。
今回はそんな半導体に関する周辺事業や注目の関連銘柄についてお伝えしていきます。
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目次
半導体とは？
半導体を取り巻く環境、活用法について解説していきます。
半導体は身近に使われている
半導体とは電気を通す「導体」と、電気を通さない「絶縁体」の併せ持った性質があり、ある条件により電気を通したり通さなかったりする物体のことです。
内部の性質は難しいのでおいといて、半導体は私たちの身近な製品にも使われています。
昔はPCへの活用が主な需要先でしたが、近年では様々な製品に活用されはじめました。
デジタルカメラ
ビデオカメラ
炊飯器や洗濯機などの家電製品
車
など
IoT時代の突入で半導体の周辺環境は極めて良好！
半導体市場の拡大の要となるのが「IoT」です。
IoTとは車や家電製品など、あらゆるモノがインターネットに繋がるシステムのことです。
IoTにより、頭脳である人工知能(AI)がデータを生み出しデータ量が増大。
これがビッグデータとなり、膨大な情報量を処理するのに必要なデータセンターが必要になりました。
人工知能、ビッグデータ、データセンターなどを支える根幹部分に半導体は必須となります。
IoTの時代はまだ序章に過ぎず、最盛期はこれから訪れます。
そのため半導体関連銘柄が注目されており、半導体製造メーカーに期待が集まり株価を押し上げているのです。
>>投資家向きのオススメゲームとは？半導体周辺事業も要チェック！
半導体関連銘柄において同時にチェックしておくといい、周辺事業があります。
・パワー半導体
・半導体製造装置
上記2つが主に半導体と関わりますので、これらのセクターにも注視しておきましょう。
パワー半導体
パワー半導体とは、照明などの制御や電力変換を処理する半導体のことです。
主にエネルギーの変換や聖女に使われており、高電圧な電流を扱うことができます。
パワー半導体の普及先でメインとなるのはEV(電気自動車)です。
今後ガソリン車の廃止が決まっているため、需要の拡大が期待されています。
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また、太陽光、風力発電などのエネルギー分野での活躍が期待されており、市場規模も3兆円を超えてくると試算されています。
関連銘柄の物色も高まっており、注目しておくといいでしょう。
パワー半導体の関連銘柄に関しては、
(6504)富士電機、(6503)三菱電機などが大手企業となります。
半導体製造装置
半導体製造装置とは、その名の通り半導体を製造する過程で使われる装置のことです。
IoTに伴い、データセンターや通信技術の5G、人工知能の拡大と共に市場規模が拡大して行く見込みです。
2020年では2兆5385億円規模になるとの予測があり、同時に注目していきたいセクターです。
また日本の半導体製造装置を作る技術は高く、世界の40％のシェアを獲得しているため投資家から熱視線が注がれています。
半導体製造装置の銘柄に関しては、
(8035)東京エレクトロン (6857)アドバンテストなどが大手企業となります。
注目の半導体関連銘柄
(8035)東京エレクトロン
半導体製造装置を手がける企業で、世界３位です。
業績も好調であり、とくに半導体製造装置の売上高が好調なため注目したい銘柄です。
(6857)アドバンテスト
こちらも半導体製造装置系の企業です。
半導体には前工程と後工程があり、アドバンテストは後工程を担う企業です。
東京エレクトロンが前工程の企業であるため、対として注目しておきたい銘柄です。
(7735)スクリーンHD
半導体の基になる「シリコンウエハー」を洗浄する装置である、「ウエハ洗浄装置」で世界首位の企業です。
中国でも新工場があり、業績も好調。
薄型ディスプレイの製造装置である、FPD製造装置が中国、韓国で順調に拡大しています。
>>投資家向きのオススメゲームとは？まとめ
半導体の需要はますます伸びていくでしょう。
関連企業の業績も好調であり、関連銘柄も物色対象にあります。
今後インターネットに繋がる製品も増えますし、何より莫大な需要を生むEV車(電気自動車)へのシフトによる拡大が大きです。
株価は落ち込んでいる企業もありますが、息の長いテーマ株であるためチャンスは今後何度も巡ってくるはずなので、監視対象としてチェックしておきましょう！
