国土強靭化関連銘柄は194兆円の特大需要!注目される理由とは?

国策

安倍政権では国土強靭化を推進しており、4兆円にもおよぶ財政支出を想定ているようで、インフラ整備に巨額を投じる構えです。

 

さらに今後、東京オリンピック、大阪万博などのビッグイベントも控えています。

現在、建設業界は非常に盛り上がっており、新たなステージを迎えるでしょう。

 

今回は国土強靭化が注目されている背景や、おすすめの関連銘柄についてお伝えてしていきます。

 

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195兆円の巨大市場!国土強靭化関連銘柄が注目される3つの背景

国土強靭化関連銘柄で注目のセクターは建設関連です。

さまざまな事情が重なり、試算される必要コストは、2019年度から30年間で194兆6000億と莫大な需要が想定されいます。

 

その中でも特に注目されているのが以下の3つです。

・老朽化による橋梁補修
・東京オリンピック
・大阪万博

災害時のネガティブな需要とともに、ポジティブな需要もさらなる追い風となっています。

老朽化による橋梁補修

日本の高度成長期の時代に集中的に建設された建物など、建設後で30~50年ほど期間が経過しています。

 

老朽化にともない、これらの整備が急がれており老朽化対策が加速しているのです。

国土交通省は、建設後50年以上が経過する社会資本の割合を以下で発表しています。

 

 

このように今後20年で建設50年に達する割合が多く、断続的に建設セクターに資金が流れると想定されます。

そのため老朽化整備への注目が高まっているのです。

東京オリンピック

いわずとしれた東京オリンピック。
建設関連でとくに注目されており、新国立競技場や選手村の建設などにお金が使われます。

 

また、オリンピック後にも注目されており、選手村はオリンピック後マンションとして売り出される計画もあり、ここにも500億ほどかかるのです。

 

このため需要はかなりあり注目度が高いといえます。

 

▼東京オリンピック関連銘柄について詳しくはこちらを参照下さい

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オリンピック後は大阪万博開催!さらなる追い風

2025年の国際博覧会の会場に、1970年から55年ぶりに大阪での開催が決まりました。

とくに注目されているのが、開催地の夢洲です。

 

もともと大阪オリンピックで開発される予定でしたが、招致競争に負けてしまったため空き地となり開発がストップ。

 

しかし大阪万博が決定したことで、会場に使われることとなりました。

そのため基盤整備のため開発が行われます。

 

さらにカジノリゾートとしても開発されるため、カジノ関連としても注目度が高いのです。

このように建設業界では立て続けにビッグイベントが控えており、国土強靭化関連銘柄群は大忙しです。

 

短期では材料発表で、長期でも期待できる銘柄群であり注目度が非常に高いセクターといえるでしょう。

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監視しておきたい、国土強靭化関連銘柄リスト

銘柄事業内容
(1802)大林組都市開発、トンネルに強い
(1803)清水建設民間建築が主力。環境エネルギーに注力
(1812)鹿島建設超高層、耐震に強み。
(1801)大成建設市街地開発に強みがある。
(1414)ショーボンドHD橋梁、道路、コンクリ建造の最大手
(1871)ピーエス三菱土木、建築半々志向。橋梁はトップ級
(1822)大豊建設トンネルやブル流施設などの大型案件が豊富
(1926)ライト工業基礎、地盤改良など特注土木分野が中心。

国土強靭化のおすすめの関連銘柄

(1893)五洋建設


海洋土木で最大手の企業です。
大阪万博開催で夢洲の整備を受注しています。
また最近ではシンガポールや香港など海外でも実績をもっており、注目度が高い銘柄です。

(1861)熊谷組

ゼネコンの準大手の企業でビル建築などで実績があります。
トンネルや大型土木工事にも強みを持っており、今後の補修工事関連の受注も期待されます。

 

また、今後は台湾やベトナム、ミャンマーなどの海外拠点も視野に入れ売上250億を目指しており、海外での活躍も期待されます。

(3423)エスイー

建設用の資材を製造、販売している企業です。
老朽化が進む橋梁整備や、国土強靭化にともないインフラ整備で業績が期待されています。

 

また、投資家層の拡大をはかり株式分割を実施。低位株であることも注目です。

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まとめ

東京五輪や大阪万博、建物の老朽化、安倍政権による国土強靭化計画により、建設業界は明るいといえます。

 

主要ゼネコンの業績の見通しもよく、上方修正された銘柄も多いです。

今や国策とまでなった国土強靭化関連銘柄。

継続的に案件が続くため、儲けのチャンスは常にあるでしょう。

常に監視したいセクターであるため、お使いのトレーディングツールにこれらの関連銘柄をまとめてみてはいかがでしょうか。