人材派遣関連銘柄がアツい!外国人労働者の受け入れも整備され関連銘柄が続々と上昇

国策

近年長時間労働、自殺率の高さから働き方改革が叫ばれています。

これに政府が本格的に介入したことで、人材派遣関連銘柄が急騰!

 

(2379)ディップや、(2181)パーソルホールディングスなど株価10倍~20倍までも上昇している銘柄も多く、2倍、3倍の上昇を達成している銘柄も多数あります。

 

今回は人材派遣関連銘柄の注目銘柄や働き方改革について解説していきます。

 

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人材不足解消のため「働き方改革」を実施

近年人材不足の問題が浮き彫りになり始めました。

少子高齢社会が進むなか日本の労働力低下、生産性の低下が懸念されています。

 

このまま行けば2060年には労働委人口はピーク時の半分の4400万人になってしまうのです。
そこで政府は働き方改革をに乗り出しました。

 

労働力不足解消には、女性、高齢者を労働市場に参加してもらいうこと。
出生率を上げて将来の働き手を増やしたい狙いなどがあります。

 

そのために長時間労働の削減や、労働社会に参加しやすいような改善策を打ち出しているのです。

働き方改革で人材派遣関連銘柄が湧く

労働不足解消に一役買うのが、人材派遣会社です。
働き方改革に伴い人材派遣会社の株価が大変な盛り上げ理も見せています。

(2181)パーソルホールディングス


人材派遣大手の企業です。

ここ5年間で10倍のテンバガーを達成しており、2009年から見れば20倍にも株価が成長しています。
業績も最高益を更新しており、現在も好調な注目銘柄です。

(2471)エスプール


主にコールセンター向けの人材派遣を行っており、派遣現場での社員の定着率も良い、好調な銘柄です。

2018年の1月からおよそ株価3倍まで成長しており、出来高も目に見えて急増。
働き方改革の恩恵をしっかり受け取っている銘柄となります。

(2379)ディップ

バイト求人情報「バイトル」を運営している企業です。

同銘柄もパーソルホールディングス同様、株価20倍を達成。

時価総額にいたっては、5年半で100倍まで成長した2018年現在も絶好調の銘柄です。

 

ほかにも、(2427)アウトソーシングは3倍以上、(2163)アルトナーは株価2倍以上上昇など、人材派遣関連銘柄は非常にアツいセクターなのです。

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外国人労働者の受け入れも本格化

2018年6月に「経済財政運営と改革の基本方針2018」にて外国人労働者の受け入れ体制が整い始めました。

 

適用される分野は、特に人材不足とされる「建設」「農業」「宿泊」「介護」「造船」の5分野を対象に新設されます。

 

一定の技量を持つ者には「特定技能1号」が得られ、取得すれば通算5年間日本に滞在が可能。

さらなら技術をもつ者には「特定技能2号」が与えられます。

 

特定技能2号を取得すれば、事実上日本に永住が可能になり労働者の家族の帯同も可能になる。という制度です。

 

政府は人材不足の解消に向け、日本語や技術に優れた外国人労働者を2025年までに50万人超を受け入れる方針。

 

制度の導入は2019年4月から実施したい考えのようですね。

外国人労働者を派遣する関連銘柄に注目

法規制に伴い、外国人技術者を有する銘柄に注目が集まると予想されます。

ここでは、注目関連銘柄を紹介していきます。

 

(6028)テクノプロ・ホールディングス


国内最大級の人材派遣サービスであり、韓国、台湾の外国人技術者を積極的に採用しています。

外国籍技術社809人おり、増加傾向あります。
営業利益も順調に伸ばしており、今度も注目しておきたい銘柄です。

(2362)夢見ホールディングス

法規制に盛り込まれる「建設」分野の銘柄が夢見ホールディングスです。
同銘柄は女性と外国人の採用に力を入れている企業で、未経験者から短期間でノウハウ習得に強みがあります。

 

日本語教育も強化しており、ベトナムやフィリピンで人材確保をしています。
オリンピック関連やリニア関連の建設も行い業績も最高益など、今勢いのある銘柄です。

(2415)ヒューマンホールディングス


建設関連を中心に派遣している企業ですが、IT関連で外国人のエンジニアを育成もしています。

ロシア、インドの大学で日本語教育も行い、卒業後に日本での就労を支援しています。
国内の人材不足解消のため、21年度末には1000人の確保が目標。

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注目したい人材派遣関連銘柄

(2427)アウトソーシング


工場製造のラインへの人材派遣を主力としている企業です。

海外の受託案件でも稼いでおり、M&Aで買収した人材派遣サービス企業も貢献しています。

営業利益は大幅に増益。最高益も更新しとても魅力的な銘柄となっています。

(2341)アルバイトタイム


無料求人情報誌や求人サイトを運営しており、外国人の支援サービスも展開しています。

低位株銘柄というのもポイント。

営業益が上向きになっているので今後に注目。

(2170)リンクアンドモチベーション

働き方改革を追い風に組織人事コンセルが順調です。
長期目線で株価も5年ほどで10倍のテンバガーを達成しています。

 

外国人の人材派遣も行っておりこちらも堅調。

今後の成長を期待したい銘柄です。

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まとめ

少子高齢化と人材不足にあえぐ日本ですが、政府が打ち出した働き方改革により人材派遣関連銘柄は国策銘柄と変貌しました。

 

恩恵を受けている銘柄はたくさんあり、株価は他テーマ株を圧倒するレベルの上昇を見せています。

 

買いが一巡した感もありますが、外国人の雇用などこれから動き出す事業も多く成長期待は高いでしょう。

 

長期目線で人材派遣銘柄を選定してみてはいかがでしょうか。