ライザップ関連銘柄を要チェック!東証一部上場・鞍替えはいつになる?ライザップ傘下一覧とともに解説

テーマ株

いまやパーソナルジムだけでなく、様々な事業で躍進するライザップグループ。

 

M&Aにも積極的で、赤字企業を次々と黒字化しており関連銘柄の上昇も目立ちます。

 

マーケティング力に確かな実績をもっており、東証一部への鞍替えも時間も問題と見られていました。

 

しかし実際には大きな問題が2つあり、簡単には鞍替えできないようです。

 

今回はこの2つの問題と、ライザップ傘下の関連銘柄一覧、注目したい銘柄について解説していきます。

 

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M&Aで加速。とてつもない勢いで成長するライザップグループ

ライザップは元々は「健康コーポレーション」という健康食品や通信販売をしてた企業です。

売り上げの拡大とともに、2016年7月から「RIZAPグループ」へと社名を変更しています。

 

パーソナルジムのボディメイク事業、ライザップで一躍有名となりました。
あのCMが印象的ですよね。

 

マーケティング戦略が抜群にうまく、パーソナルジム事業だけでなく、ゴルフや英会話、料理に至るまで様々なジャンルを自社ノウハウを使い横展開して成功しています。

 

ライザップグループの参入ジャンル

・プラベートジム
・英会話
・ゴルフ
・アパレル(ジーンズメイトなど)
・料理
・エンターテイメント

結構なんでもやってますね。

 

過去最高の利益を更新中

 

※『ライザップ決算報告資料より』

 

9期連続で売り上げをあげており、凄い成長率です。

 

事業が危ない会社をM&Aで次々と買収し、得意のマーケティングで事業の立て直しを図ります。

こちらでも結果を出しており、しっかり売り上げにつながっていますね。

 

関連銘柄の株価もしっかり上がっており、注目が高いです。

 

買収企業はアパレル系企業のジーンズメイト、夢展望などを中心に子会社は40社以上あり、今後も拡大していくと思われます。

 

Jリーグ(湘南ベルマーレの経営権を取得)なんかもやってますね。

 

M&A戦略は徹底している

次々と買収を続けているライザップグループですが、もちろん適当に買収しているわけではありません。

 

買収後の統合戦略を徹底的に管理していると思われます。

決算説明会資料を見ると、元々赤字企業だった会社の大半が大きく利益を改善しているのがわかります。

 

ライザップグループのマーケティング力、企業再生の力は疑いようがなく、ライザップグループは非常に注目度が高い優良企業といえるでしょう。

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東証一部への鞍替え上場はいつになる?

早々に東証一部へと鞍替えをしたいとライザップは明言しています。

しかしライザップには簡単には鞍替えできない2つの事情があるのです。

 

早々に東証一部に鞍替えできない2つの事情

1.成長速度が早すぎる

「会社の成長速度が普通の会社よりも早く、新規事業の領域であるゴルフ、英会話やM&Aを含めると審査事項が増える。」

 

6月に行われた株主総会でCEOの瀬戸健氏はこのように説明しました。

 

成長スピードが早すぎるため、鞍替え時の審査に時間がかかるようで、予想以上に時間が掛かっていると瀬戸氏も認めています。

 

これが1つ目の事業。

 

2.札証の解体が危惧される

現在ライザップグループは札幌証券取引所(アンビシャス)に上場しています。

ライザップグループは現在、札証(アンビシャス)全体の売買高の95%以上を占めているのです。

 

これが問題になっています。

 

札証の立場としては、今ライザップグループに抜けられると運営が成り立たなくなる可能性が高く、非常に困るのです。

 

東証一部、札証と両市場の併設上場がニュースになりましたが、それでも売買高が減るので、ここでのゴタツイてるのでしょうね。

 

これが2つ目の事情です。

 

ただ遅くなろうとも、近い未来東証一部への上場はほぼ間違えないでしょう。

そのため関連企業のチェックを怠らないようにしましょう!

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ライザップ傘下の関連銘柄一覧

美容健康事業関連

銘柄備考
(9980)MRKホールディングスボディメイクやマタニティ、ベビー関連事業
(4833) ぱどフリーペーパーを発行。地域活性化ののメディア事業

アパレル事業

銘柄備考
(3185)夢展望アパレル事業、ネットつ新販売、雑貨の生産管理など
(7448)ジーンズメイトカジュアルファッションや雑貨の販売事業
(8105)丸正婦人服、和装品の販売

住関連ライフスタイル事業

銘柄備考
(3140)イデアインターナショナルインテリアや雑貨の製造、小売事業
(7577)HAPiNSインテリア雑貨店をフランチャイズにて展開。
(3344)ワンダコーポ化粧品の小売りやフランチャイズ事業、エンタメ事業も展開してる

エンタメ事業

銘柄備考
(4650)SDエンター北海道のゲームセンター、映画などのアミューズメントパークを展開
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注目したいライザップ関連銘柄

(3344) ワンダコーポ


ゲームソフト、DVDを扱うエンタメ事業を展開しています。
ライザップ傘下に入り、4営業日で株価2.5倍にまでなった銘柄です。

 

2018年、ついに黒字化し今後の成長が見込める銘柄です。

(4833) ぱど

フリーペーパーの発行事業を行っている会社です。
フリーペーパー発行部数でギネス記録を打ち上げています。

 

ライザップグループの新規顧客獲得にフリーペーパーを使いつなげる戦略でしょう。

(7448) ジンズメイト

ジーンズを中心にしたアパレル系企業です。
アパレル業界のV字回復は難しく、簡単にはいかない事業です。

 

しかしライザップグループに入り、2018年についに黒字化を達成。

今後も楽しみな銘柄です。

(8105) 堀田丸正


洋装を展開している、丸正と堀田産業が合併したのが同社です。
ライザップグループのアパレル関連の一角で、ライザップグループに入り業績が回復。

株価7倍を達成した銘柄です。

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まとめ

次々とM&Aを仕掛け、成長し続けるライザップグループ。

傘下にして買収した企業も次々と黒字化を達成しており、関連銘柄もしっかり上昇しています。

 

札証問題などで時間がかかっていますが、東証一部の鞍替えも時間の問題でしょう。

 

実際に鞍替えとなれば関連銘柄の動向は監視必須です!

これからも快進撃を続けるライザップには目が離せません。

 

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