店員を介さずに決済を行えるセルフレジの導入が本格化しています。
大手コンビニ5社が2025年までにセルフレジの導入を発表し、これにより関連銘柄が急発進しました。
(3784)ヴィンクスは株価約3.5倍、ほかにも(3814)アルファクス・フード・システムも1.7倍ほど上がるなど、盛り上がりを見せています
大手ドラッグストアもセルフレジ導入を表明しており、人材不足の解消、人件費削減の期待が持たれています。
今回はセルフレジの基本事項や、同時にチェックしておきたい関連業種、注目の関連銘柄についてお伝えしていきます。
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目次
セルフレジとは
セルフレジとは、店員を介さずに購入したものの決済をすることができるレジのことです。
現在はバーコードの読み取りのみ店員が行う、セミセルフレジが普及していますね。
今後はRFIDタグというICタグを商品に付けることで、店員を介さないセルフレジ導入の拡大を目指しています。
中国ではすでに人工知能を取り入れることで普及を拡大させており、(9983)ファーストリテイリングの子会社、GU(ジーユー)などの一部アパレル店舗が導入し、これに追従。
大手コンビニ5社やドラッグストアなどが、2025年を目標に完全無人化店舗を目指すと表明し注目が集まっています。
政府とコンビニ各社がセルフレジ導入発表。関連銘柄に火がつく!
経済産業省とコンビニ大手5社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズ)は「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を発表し、関連銘柄に火が付きました。
セルフレジ導入により雇用率の低下に拍車がかかると言われていますが、コンビニの人手不足の深刻さもあり、各社導入に積極的です。
国が動く国策であるのと同時に、数万店舗ある日本全国のコンビニに導入となれば数千億単位の経済効果があるため、関連銘柄に注目集まっています。
>>投資家向きのオススメゲームとは?セルフレジ関連事業もチェックしておこう
1000億枚発行されるICタグ関連
セフルレジに伴い必要なのが「ICタグ」です。
商品の特定の場所におくことにより、各商品に付いているICタグが反応し支払い額が提示されるシステムです。
数千、数万におよぶ商品にICタグが付与されるため、ICタグ関連にも注目して置きましょう!
電子決済のQRコード関連にも注目
商品の購入後の決済において使用される技術です。
商品購入時にQRコードが生成され、それをスマホで読み取ることでスマホに登録されたクレジットカードから自動で決済される、という仕組みです。
セルフレジと同時並行的に「キャッシュレス化」の普及も日本の課題であり、積極的に導入がも進んでいます。
QRコード関連もセルフレジと親睦性が高い関連銘柄のため、同時にチェックしておくといいでしょう。
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セルフレジ関連銘柄の動向
(3784)ヴィンクス
無人店舗の事業において、パナソニックと業務提携しておりセルフレジに積極的な企業です。
中国のドラックストアとの業務提携の動きもあり、セルフレジ関連で注目しておきたい企業です。
同社は先駆け的に株価の上昇を見せており、セルフレジの導入の発表の際ストップ高まで買われ急騰!
722円→2463円まで上がり、約1ヶ月で約3.5倍の株価上昇を見せています。
(6287)サトーHD
バーコードやRFIDで世界首位の企業で、同社も株価がいち早く反応した銘柄です。
各社コンビニのセルフレジ導入発表でストップ高まで買われ、その後も順調に推移。
2776円→3785円で株価約30%ほどの上昇しています。
>>投資家向きのオススメゲームとは?注目のセルフレジ関連銘柄
(3382)セブン&アイ・ホールディングス
セブンイレブンとイトーヨーカドーを展開しているおなじみの企業です。
国内首位のコンビニであり、導入することで人件費の削減、レジの混雑の解消など受け取れる恩恵は大きいため注目です。
(3753)フライトHD
RFIDシステムを手がける企業です。
RFIDシステムとは、REIDタグ = ICタグのことで、商品に取り付けられるICタグの読み取りなどのシステムです。
セルフレジ導入でICタグが1000億枚発行される目算のため、同社に注目したい。
(3814)アルファフードシステム
外食向けの注文システムサービスなどを手がけており、セルフレジを推進している企業です。
外食向けの注文機器も手がけており、セルフレジ導入発表時、4営業日で株価1.7倍ほど上昇した実績もあり、期待したい銘柄です。
>>投資家向きのオススメゲームとは?まとめ
セルフレジ導入で関連銘柄はたびたび盛り上がりも見せていいます。
キャッシュレス関連として、QRコード関連、ICタグ関連、電子レシート関連なども同時に注目しておきたいテーマ株です。
コンビニ各社も積極的であり、政府も推進している国策事業へと昇華しました。
市場規模も大きいため、関連銘柄へ資金がなだれ込んで来ます。
2025年導入を目標としているため、これから投資チャンスもたくさん訪れると思いますので、材料、ニュースにはしっかりアンテナを貼り敏感になっておきましょう!