ビッグデータ関連銘柄。データ量増加でIoT、医療部門の成長を拡大させるテクノロジーに注目

テーマ株

これまで活用が難しかったビックデータですが、法整備、テクノロジーの発展により、さまざまな企業がビックデータを活用し始めました。

 

各企業のコスト削減、収益拡大により株価を上昇させる銘柄も増えてきました。

 

また医療の世界でもビックデータは活躍の場を広げ、医療事業にシステムを提供している関連銘柄も動きを見せています。

 

今回はビックデータの基本から、ビッグデータの活用で業績を上げた企業、注目したい関連銘柄情報についてお伝えしていきます。

 

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ビッグデータとは

ビッグデータとは従来のデータ管理システムでは解析が困難になるほどの膨大なデータ群のことです。

 

SNSなど、ネット社会の発展によりより多くのデータが集まるようになりました。

 

とはいえデータは収集できても、データを保存できる容量がない、データを処理する技術がない。

かつてはこういった技術的な壁があったのです。

 

しかしテクノロジーの進歩により、これらのデータを活用できるようになり、さまざまな企業がビッグデータをビジネスに活用するようになりました。

 

ビッグデータで広がるビジネス

ビッグデータを有効に活用し、利益を上げる企業、コストを削減する企業があります。

今回は事例を2つ紹介していきたいと思います。

廃棄量を75%削減したスシロー

回転寿司のチェーン店「スシロー」は、注文データを毎年10億件以上も蓄積しています。

この膨大データを活用し、店舗に「回転寿司管理システム」を導入しました。

 

このシステムは1分後と15分後に必要なネタと数を常に予測するスグレモノ。

 

またお店の混み具合、客の着席時間などにより流す寿司ネタを決定しているのです。

 

このビッグデータの活用により、回転し続けた寿司ネタの廃棄量を75%も削減に成功しました。

売り上げを20%増加させたヤクルト

ヤクルトは商品データを蓄積してはいたが、うまく活用できていませんでした。

データは社内で分散されており、従業員が個人的にまとめたデータがあったりと散乱していたのです。。

これをビッグデータを活用し分析を開始。

 

すると「15本パックと7本パックの商品は購入する客層が違う」ことを発見しました。

 

そこで15パックと7本パックを並べて販売することで、売り上げを伸ばすことに成功。

 

これからわかるように、ビッグデータを活用することで企業はコストを削減したり、売り上げを伸ばしたりしているのです。

 

ビッグデータ関連銘柄とは、このようにビッグデータで成果を上げている銘柄を指します。

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IoT、医療分野で活躍!株価も躍進している

ビッグデータと相性がいいのがIoTと人工知能です。
膨れ上がるデータ量を、人工知能で解析しIoTを機能させることができるからです。

 

アプリの収益化をビックデータで解析している(6172)メタップスは、過去に株価3倍を達成しています。

 

また最近ではQRコード関連銘柄としても注目され、約株価1.5倍上昇している話題の銘柄です。

 

IoTとビッグデータ関連銘柄リスト

銘柄備考
(3666)テクノスジャパンビックデータ解析、自動車向けのコンサルで活躍
(3691)リアルワールド人工知能向けのビッグデータの収集、整理をしている
(3844)コムチュアビッグデータの活用、コンサルティング、運用、活用を行ってる
(6199)セラク農業系のIoTサービスを展開。データ収集や可視化するためのIoT環境を提供

 

医療とビッグデータの関連銘柄リスト

法整備が整ってきたことで、ビックデータは医療にもされ始めました。
患者のカルテを集め、副作用の発見や新薬の開発に役立つと期待されています。

 

医療系で注目したいのは(4323)日本システム技術です。

医療費の明細書を分析、点検するシステム「JMICS」を展開しており株価が好調。

 

2018年8月から10月までの2ヶ月で株価2倍を達成!

目覚ましく成功する医療ビッグデータはぜひ注目したいセクターです。

 

医療とビッグデータ関連銘柄リスト

銘柄備考
(3902)メディカル・データ・ビジョン診療情報を収集するサービス、および集めたデータを活用するサービスを展開
(4323)日本システム技術医療費の明細書を分析、点検するシステム「JMICS」を展開している
(2150)ケアネット医療専門サイト「ケアネット・ドットコム」が主力。同サイトから情報収集し活用している
(3628)データホライゾン医療用のデータシステム「Claio」を運営している。ジェネリック通知サービスを主力としている
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注目のビックデータ関連銘柄

(3902)メディカル・データ・ビジョン

医療ビッグデータを扱っています。
医療ビッグデータの先駆者企業であり、診療データベースは約2400万人分を保有。

 

また病院経営支援ソフト「EVE」も展開しています。

 

(3925)ダブルスタンダード

企業向けのビッグデータを提供、活用サービスを展開しています。
案件の受注も順調で、業績も好調。

 

株価が高いので手が出しづらいのが難点ですが、いい銘柄です。

 

(3054)ハイパー

情報処理サービス、PCの周辺機器の販売を起こっています。

 

2017年にビッグデータの次世代分析プラットフォームの提供を開始し、3ヶ月で株価約3倍を達成した銘柄です。

 

こちらは株価が低く、軽い値動きをするので材料発表に注視しておきたい銘柄です。

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まとめ

今やビッグデータはなくてはならない情報になりました。

医療への活用など、私たちの生活を便利にしてくれています。

 

人工知能もまだまだ発展途上です。

テクノロジーの進歩と同時にビッグデータもまだまだ成長していくでしょう。

 

関連銘柄の上昇期待値も高く、今後の動向に目が離せません!

 

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